ディーゼルエンジンのメリット
パワフルな走りと安心感をかなえてくれるディーゼルエンジンには多くの頼もしいメリットがあります。
メリット1 確実なエンジン始動性と長時間スロー運転が可能。
ディーゼルエンジンは、高圧縮による始動ですから冬でも一発でエンジンがかかり、沖合でも安心です。
長時間のスロー運転にも、エンジンのコンディションは変わることなく、粘り強さと安定したパワーを発揮します。
メリット2 燃料代がはるかに安い。
ディーゼルエンジンはガソリンよりも安価な燃料が使えることに加え、燃料消費率も低いのが特徴です。
燃料経費はガソリンの約1/3。ランニングコストが低く抑えられます。
また、燃料の軽油は、船舶用では免税となりためグンと経済的です。
※免税軽油の購入には申請手続きが必要です。

メリット3 熱効率が高く、燃料消費率が小さい。
ディーゼルエンジンは空気だけを圧縮するので圧縮比を高くでき、熱効率が高く燃料消費率は小さくなります。
ガソリンエンジンの場合は、ノッキングを起こすので圧縮比を上げることはできません。
また、ディーゼルエンジンは部分負荷時の燃料消費率が良いので、
発進・停止の繰り返しやアイドリング、寒冷時の運転なども、ガソリンエンジンより優れています。
メリット4 故障が少ない。
マリンエンジンに求められる最大のポイントは信頼性。ディーゼルエンジンには、
水や塩分に弱い電気点火系統が必要ないので故障が少なく、高い信頼性を誇っています。
メリット5 スムーズでフィーリングのよいドライビング。
ディーゼルエンジンは、エンジン回転速度にかかわらず噴射量はほぼ一定。
回転速度の広い範囲でフラットなトルクカーブを描くため、長距離航行でもなめらかなパワーフィールと
伸びやかな走航性能を発揮します。
また、ディーゼルは圧縮点火なのでムラのあるガソリンエンジンに比べ、運転フィーリングのよいスムーズで
安定した走りを可能にします。
メリット6 大きな電力をとりだせます。
発火装置(プラグ)を使わないディーゼルエンジンは、アイドリング状態でも蓄電することが可能です。
エンジンそのものから大きな電力がとり出せるディーゼルエンジンだからこそ、発電機をセットすることで
夜釣り用の照明器具や電動リール用のコンセントなどの電源を余裕で確保でき、
釣りの楽しみ方がグンと広がります。
ヤンマー株式会社ウェブサイトより抜粋
http://www.yanmar.co.jp/index-marine.htm
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